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いよいよ登記(発起設立)申請で起業する!

2014.10.11

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起業前アイキャッチ画像

前回、定款の認証も済み、資本金の払い込みも済みました。いよいよ登記する時がやってきました。つまり「起業」です。では順を追って申請書類作成から法務局での手続きまでをこなしていきます。

登記申請書ですが、法務省サイトの商業・法人登記申請のページからダウンロードできます。私の場合は「1株式会社」の「1-2株式会社設立登記申請書(取締役会を設置しない会社の発起設立)」の申請様式を使用しようとしました。

ファイルをダウンロードすると、必要な様式がほぼ完成形で作成されているのがわかります。これまでに申請に必要な事実を積み重ねてきているので、記入は難しいものではなさそうですが、ダウンロードした様式と先に買ったテキストと相談時に法務局でもらった記入例のこれら3種を見比べると随分と違うなぁ、という印象を受けます。これは法務局で相談時にもらった記入例を最優先にします。

これから申請書類について説明しますが、内容に条件があります。取締役が一人で取締役会の設置無し現物出資無しです。内容はダウンロードできるようにしました。参考にしてください。但し、これを利用して被った損害については責任持てませんので悪しからず。今回の申請書類は以下のとおり。

1.就任承諾書(印鑑証明書添付)

2.証明書(出資金払い込み通帳コピー3頁添付)

3.発起人の同意書

4.株式会社設立登記申請書

5.収入印紙貼付台紙(登録免許税収入印紙貼付済)

6.登記すべき事項を格納したCD-R

7.CD-Rに格納した登記すべき事項を印刷したもの

8.印鑑(改印)届書

先ずは就任承諾書です。設立時取締役に就任することを承諾する日付は定款の作成日です。当然定款認証前です。これには個人の実印を押印します。印鑑証明書添付です。

次に証明書です。押印は会社代表者印です。出資金が全て払い込まれたことを証明します。通帳表紙、通帳裏表紙、払い込まれた額が記載されたページのコピーが必要です。この4枚1セットで左をホチキスで閉じ、各ページ間に会社実印で契印します。

次は発起人の同意書です。日付は出資金の払い込み証明書の日付です。押印は個人実印です。ここでの印鑑証明書は就任承諾書添付のもので援用します。

ここまでの書類の日付に関する考え方はこうです。

1.定款を作成する(会社をつくる)にあたり設立時に取締役が必要です。この取締役を決める際に、その人が就任を承諾しないと定款に記載できません。そこで作成するのが就任承諾書です。

2.定款で会社としての約束事をたくさん決めます。中には出資金のことも含まれます。定款認証を受けたら出資金を払い込みます。払い込まれたことを設立時代表取締役が証明します。これが証明書です。

3.この証明書による出資金の全額払い込みをもって発起人全員で最後の確認と約束を交わします。資本金の額等と本店の場所です。これが発起人同意書です。

次は株式会社設立登記申請書です。体裁についてですが、ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる 会社設立のしかたがわかる本と様式で最も異なる部分が申請書の余白です。先の本では申請書1枚目の最下部に余白を取るよう書いてありますが、法務省の様式では最上部となっています。これは法務局に電話して確認しました。「決まりは無いが、最上部から5cm程度の余白があると有り難い」とのことでした。では内容に移ります。

申請書には「登記の事由」という個所があり、そこに日付を入れることになっています。その日付は出資金の払い込み証明書の日付です。申請日は書類を法務局に提出する日です。押印は会社実印です。この申請書と収入印紙貼付台紙をホチキスで閉じ、契印をします。収入印紙には割印をしません。

登記すべき事項をテキストファイルで作成します。項目には「」(カギかっこ)が必要です。ファイル名は任意ですが、○○株式会社・設立.txt、が良いでしょう。このファイルをCD-Rに焼きます。内容は印刷して申請時に持参します。申請前の相談時にこの紙を見て確認してくれます。

印鑑(改印)届書を作成します。会社実印と個人実印を押印する箇所があります。ここでの印鑑証明書は先の印鑑証明書で援用します。

申請する法務局で印鑑カードを取得するなら、ここで印鑑カード交付申請書も作成します。私は70km離れた法務局で商業登記申請し、印鑑カード交付は地元の法務支局で取得するので、今回は作成しません。

印鑑(改印)届書と印鑑カード交付申請書の様式(PDF・Excel)は以下の法務省のサイトにあります。

商業・法人登記簿謄本,登記事項証明書(代表者事項証明書を含む),印鑑証明書の交付等の申請

ここまでが自宅で行った作業です。次は以前に訪問した予約相談へ書類を持って出発です。先の本には申請書類は全て順番通りにホチキスで閉じて持参すること、と書いてありますが、私は全てバラバラの状態で相談窓口に持参しました。

受付窓口に行って予約番号を伝えて待っていると、後から予約無しで来た人に順番を抜かされました。ナヌッと思い窓口に行くと、ヤバッという雰囲気を全開にして奥に職員を呼びに行きました。結局対応してくれたのが若目の職員の方で、持参した申請書類をバラバラと提示しました。早速内容を細かく確認し始め、印影も、登記すべき事項を印刷したものも、定款と見比べながらじっくり確認していました。持って行った書類は全て職員の方が揃えてホチキス留めしていただき、捨印を押す箇所を教えてもらいながら全てに押印しました。「これで申請窓口に提出してください。」で終わりです。この間10分程度。定款の確認、申請書類の確認について、法務局の相談窓口は絶対に行くべきです。

窓口に申請書類を提出すると、「10月10日の午後までに補正の連絡が無ければ登記は完了しています。印鑑カードの交付申請はそれ以降なら可能で、また証明書類もそれ以降なら取得可能です。」とのこと。

これまでを時系列で整理すると、

9月29日(月)法務局で定款確認の相談

9月30日(火)公証役場に定款確認と18時頃電子定款申請

10月1日(水)公証人と定款認証日を打ち合わせ

10月2日(木)定款認証と新規個人口座開設とそこへの出資金払い込み

10月3日(金)法務局で申請書類確認相談と申請

10月10日(金)13:00までに補正連絡無ければ登記完了

この中では電子定款作成に手間取ったので、もう一日早く申請できたかもしれません。

設立は登記申請日なので、私の会社設立は10月3日ということになります。緊張しながら手続きしてきましたが、10月10日まで法務局から連絡が来ないことを祈ります。正に「便りの無いのは良い便り」です。

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